@動画 > 政治・ニュース > そもそも“日本の民主主義”と“沖縄の民意”は相いれないの?/そもそも総研

そもそも“日本の民主主義”と“沖縄の民意”は相いれないの?/そもそも総研

2015年2月12日に放送された、そもそも総研「そもそも“日本の民主主義”と“沖縄の民意”は相いれないの?」を紹介します。

(所要時間:約21分)

この動画を大きい画面で見る

動画の内容 (元防衛官僚・柳澤協二さんの解説部分 全文書き起こし)
端的に言えば “面倒くさい”ということです

アメリカの中ではね、かねて辺野古を推してた人たちも、県民の抵抗があって敵意に囲まれるような状況で駐留するっていうのは、もうむしろ、えー、アメリカにとっても、日米同盟にとっても「非常に大きなアキレス腱になる」という認識を持ってる人が随分増えてきています。

やはり、地元から受け入れられない、歓迎されない基地っていうのは、基本的には「存続しえない」っていうことですね。

場所の話はね、技術的に何とかカバーする余地はあるけれども、政治的な、その、住民の敵意というのはね、カバーしようが無いわけですからね、どちらを重視するかという事を政治的にちゃんと考えれば、おのずと答えが見えてるはずなんだけれど、そこに目を向けようとしてない。

▶ 辺野古への移設作業が進む理由は?

端的に言えば、“面倒くさい”ということですよね。

日本政府は総理大臣が代わる度に「辺野古にやります」と、こう約束してるわけですから、日本政府が「やっぱりダメです」と、「違う案を考えます」と言うならば、それはアメリカは協議は受けると思いますよ。

(玉川さん:じゃあ言わないだけって事ですか?)

うん、言わないだけ。何故言わないか、まぁ、ひとつ一番大きな理由は、「今までとの整合性が説明つかない」とかね、まぁもっと、もっと端的に言えば、“面倒くさい”ということですよね。

アメリカの政府にとってもね、そりゃ海兵隊を説得するってそりゃ大変なことですから、そりゃ官僚的にはものすごく“面倒くさい”作業。だから、そこは政治が「面倒くさくてもやるんだ」というね、そういう意思を貫かなければ、この問題は動かない。

@動画 > 政治・ニュース > そもそも“日本の民主主義”と“沖縄の民意”は相いれないの?/そもそも総研

▲このページの先頭へ