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報道ステーション「国が“武器輸出”企業を支援… 低金利融資などで軍需産業化か」/古賀茂明さん「日本はアメリカのように戦争がないと生きていけない国になる」

2014年12月20日に放送された、報道ステーション「国が“武器輸出”企業を支援… 低金利融資などで軍需産業化か」を紹介します。

(所要時間:約6分)

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動画の内容 (古賀茂明氏の解説部分・全文書き起こし)
古賀茂明さん「日本はアメリカのように戦争がないと生きていけない国になる」

武器輸出の解禁 4月にやったんですが、これだけで大転換なんですが、今度は「税金を入れてそれをもっともっと拡大します」と、言うので まぁ 次元が変わってきているんですけれども、まぁ あの防衛大臣が「経済のため」みたいなこと言ったんですね。

「お金の為に武器を売る」っていうのは絶対最後まで言わないと思ったんですけど、最初っから言ってるってことに私驚いたんですけども、まぁこれ、公共事業と同じようなことが起きる可能性がありますね。

武器産業、いま小さいんですよ。だからあんまり影響力無いんですけども、これがどんどん大きくなるわけですから、そしたら その 武器産業が、こう 例えば「景気が悪くなっちゃったら困ります」とかですね、あるいは「武器産業の予算を減らしたら、地域の工場が閉鎖されて雇用が無くなりますよ」とかそういう話になっていくんですね。

で、公共事業がなかなか削られなかったのと同じで、「武器のため、武器のため」と。ところが、どうしても社会保障は増えますしそれを犠牲にするわけにはいかないとなれば、じゃあ「海外にもっともっと売ろう」と、で、海外で売るためには「海外で戦争が起こってくれないと困るな」と。

もちろん人殺しをしたい人なんかどこにもいません。そんな悪意ある人はいないんですけど、でも人間て弱いですから、どうしても 金のため 経済のため 自分の生活のためとなればですね、「やっぱりどっかで戦争を・・・」っていうですね、これはアメリカが完全にそういうふうになってるんですね、もう現に今、国防予算を削るぞっていうので工場が閉鎖されたりですとかね、それが大きな騒ぎになって「やっぱり戦争だ」「じゃあ外で戦争してくれ」、自分の国はお金ないから「じゃあ日本に戦争出てくれ」という話がアメリカで起きてるのとまったく同じことが日本でまぁ起きる。

“戦争ができる国” じゃなくてですね、“戦争が無いと生きていけない国” になっちゃうと、いうね、もう本当に日本人の生き方として良いのかな?っていうのがね、今ギリギリの岐路に立たされていると思います。

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