2012年12月6日 仕事・生活 タグ: テレメンタリー, 医療
汚された町 ~C型肝炎多発を追う~/テレメンタリー2012
2012年2月25日に放送された、テレメンタリー2012「汚された町 ~C型肝炎多発を追う~」を紹介します。
(所要時間:約25分)
動画の内容
C型肝炎に汚染された町がある。 北海道の静かな農村で、住民の約4割の感染が疑われている。
なぜ誰もが同じ病気になってしまうのか? 異常を感じ取った医師が調査すると、まちの診療所の医療行為に問題があることがわかった。
「注射器に逆流する血液を見た…」
「ぬるま湯で洗っていただけだった…」
住民たちの証言から、十分な消毒がなされないまま、注射器を使いまわしていたことがわかった。
かつて住民たちは、風邪をひいたり倦怠感が強いときによく効くと、“ホット注射”と呼ばれる静脈注射を好んで打ってもらっていた。皆が信頼を寄せる医師に、その時感じた違和感は言い出せなかったと言う。
C型肝炎は、長い間、自覚症状が出ないまま、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんへと進行する恐ろしい病だ。その診療所は既に廃業していて、当時の医師もいない。やり場のない怒りと無力感を抱える住民たち…。それでも「同じように苦しむ人たちをこれ以上出したくない」と立ち上がった。病気と闘いながら、救いを求めて、裁判を起こす。彼らには時間がなかった…。
引用元:北海道テレビ放送
↑いいね!をクリックすると、コメント付きでFacebookに投稿できます。