2013年6月9日 科学・技術 タグ: 原発問題, 小出裕章(こいでひろあき)
「森の防潮堤計画」は正しいとは思えない。燃えるものは焼却すべき。ただし、やらざるを得なくなる可能性はある。/小出裕章(こいでひろあき)氏
2012年9月1日に、福岡県・福岡市で行なわれた、京都大学原子炉実験所・小出裕章(こいでひろあき)助教による反原発・講演会「未来にすすむあなたへ」の<質疑応答>の中から、「森の防潮堤計画」についての意見を求められた部分を紹介します。
(所要時間:約6分)
「森の防潮堤計画」について
(該当の箇所から再生されるように設定しています)
講演終了後の質疑応答で「瓦礫を防潮堤の埋め立てに使う案についてはどう思いますか?」と問われ、「燃えるものは焼却すべきだと思います。放射能に汚れてしまったゴミをそのまま地面に埋めるというのは、私から見ると抵抗があります。本当はやってはいけない事だと思います。」と答え、ガレキ広域処理の有力な代替案と見られている「森の防潮堤計画」については「正しいとは思わない」と回答。
ただし、原発事故によって、もうどうしようもないほど汚れてしまっている現実をかんがみ、「正しいとは思わないけれども、やらざるを得なくなる可能性はあると思います。」と最後にしめくくりました。
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