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【瓦礫の受け入れ問題】反対派も、賛成派も、よく分からない人も見て欲しい/大阪維新の会・小出裕章(こいでひろあき)氏講師「(震災瓦礫の)広域処理についての勉強会」

2012年02月08日(21:09)に配信された、大阪維新の会・小出裕章(こいでひろあき)氏講師「広域処理についての勉強会」を紹介します。

(所要時間:約1時間20分)

※ 動画が見れなくなった時のために、〔全内容書き起こし〕へのリンクを紹介しておきます。 (配信された内容すべてをテキストでご覧いただけます)

「瓦礫広域処理についての勉強会」その1

小出裕章
今ご紹介にありましたが、私はこの実験所で熊取6人組と後ろ指を指されてきました。何故そんな名前にされたかというと、原子力開発に反対するという事を言い続けてきたからです。

その私にとって3月11日の出来事というのは途方もない出来事だったとおもいましたし、今現在も戦争のような毎日を送っていまして大変申し訳ないのですがあんまりゆっくりとみなさんのお相手をする時間はありません。

ただ、今日みなさんが来て下さった瓦礫問題というのは、去年の3月11日に起こった出来事の中でも、大変重要な問題だと思いますので、私がどんな風に考えているかという事を、まずはお聞きいただきたいと思います。そのうえでもし時間があれば、皆さんとディスカッションをさせていただきたいと思います。

早速始めます。(続きを読む

「瓦礫広域処理についての勉強会」その2

小出裕章
よろしいですか?
人形峠の1kg当たり3700ベクレルというウランで汚れた放射能のゴミを、日本の国家が「どうしようもない、日本の国内では捨てるところがない」と言って、アメリカ先住民の土地まで持っていって、そこで捨てるという事をしたのです。

放射能のゴミというのはこれほど大変なんです。(続きを読む

「瓦礫広域処理についての勉強会」その3

小出裕章:
福島県の東半分、宮城県の南部、北部、茨城県の北部と南部
千葉県の北部、栃木県と群馬県の北部、東京都や埼玉県の一部というところを放射線の管理区域にしなければいけない。

放射線の管理区域というのは、

・中に入ったら水を飲んではいけない。
・食べ物を食べてもいけない。
・タバコを吸いたいと思っても、タバコを吸ってもいけない。
・そこで寝てはいけない。
・子どもを連れ込んではいけない

そういうところに今、人々が住んでいるんです(続きを読む

「瓦礫広域処理についての勉強会」その4 – では、どうすればいいのか?

・少なくとも焼却施設の排気系に適切なフィルタを設置し、放射性物質を捕捉できるか現場でテストする
・焼却灰を管理できない場所に埋めてはならない。
・汚染の正体である放射性物質は東京電力の所有物であり、東京電力に返す。
・汚染の強い焼却灰は、今後、福島原発で建設が必要となる石棺や地下遮水壁のコンクリートの材料として使用する(続きを読む

「瓦礫広域処理についての勉強会」その5(完) – 「大阪維新の会」の議員からの質問&回答

小出裕章:
ただし、引き受ける場合にはちゃんとした施設でやらなければいけない。
排気系統に放射能が出ないように、設備が出来たところでしかやってはいけない。

焼いた後の焼却灰にモーレツな放射性物質が溜まってくるわけで、それを東電の敷地に返せというのが私の主張なのです。

ちゃんとした施設でやらなければ、二次的な放射能汚染が広がってしまうから、それにまず何よりも注意をしてくれと、お願いしている。

ちゃんとした施設であればあるだけ、放射能をそこに閉じ込めるわけです。

外にばらまかないで閉じ込めてしまう。

一度放射能の瓦礫を引き受けて焼却施設で受け入れたら、その焼却施設は、放射能で、どんどん汚れていきます、焼却炉も含めて。

作業員の方も被ばくをすることになるし、その焼却施設をいざ潰すという時になったら、どうやって潰したらいいか?という、そういう問題も出てきてしまう。

ですから、本当に受け入れるという事はものすごく大変な事なのです。(続きを読む

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