2013年6月11日 歴史・人物 タグ: NHKスペシャル, 戦争, 日本人はなぜ戦争へと向かったのか
NHKスペシャル <日本人はなぜ戦争へと向かったのか> 第5回 戦中編 「果てしなき戦線拡大の悲劇」
2011年8月15日に放送された、NHKスペシャル <日本人はなぜ戦争へと向かったのか> 第5回 戦中編 「果てしなき戦線拡大の悲劇」を紹介します。
(所要時間:約58分)
動画の内容
国力数十倍のアメリカに、なぜ無謀な戦争を仕掛けることになったのか。
太平洋戦争70年の年に問いかけた大型シリーズ、NHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」は、1月から3月に放送して大きな反響を呼んだ。そこでは1931年の満州事変から対米開戦を決定した1941年までを取り上げたが、今回は戦中編を放送する。
想定を遙かに超える戦果をもたらした12月8日の真珠湾攻撃。その直後から、開戦を決めたと同じリーダーたちのトップ会議で、戦争をいかに終結に持ち込むかの方針模索の議論が始まった。
しかし、そもそも無理を承知で始めた戦争。アメリカとの早期講和を狙うのか、長期持久戦でひたすら耐えるのか、首脳部の意志は割れて統一できない。
結局、防御と戦線の際限ない拡大の両方を、陸海軍が各々バラバラに追求するという矛盾した決定に至る。
この決定が日本の悲劇を一層深刻にしていくのである。
資源や補給船は陸海バラバラに運用される一方、作戦情報も共有しないまま南方へ送られた兵士たちは次々倒れた。軍官僚たちは占領利権を争い、戦線拡大のエスカレートは止まらない。重大事に危機感を共有できず、統率力を発揮できない国家指導者の下で犠牲者は膨らんでいく…。
引用元:NHKスペシャル
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