2014年1月18日 科学・技術 タグ: シェールガス革命, 原発問題
NHK・国際共同制作シリーズ <スペースシップアースの未来> 第2回 「燃料タンクは枯渇する」
2013年12月6日に放送された、NHK・国際共同制作シリーズ <スペースシップアースの未来> 第2回 「燃料タンクは枯渇する」を紹介します。
(所要時間:約49分)
動画の内容
3億年かけてできた資源が、わずか250年で取り尽くされようとしている
「客室」の誕生以来、私たちは石炭、石油、天然ガスといった化石燃料を恐るべきスピードで消費しています。
しかし、それらはすべて限りある資源です。
シリーズ第2回では「エネルギーの将来」を、この問題の世界的権威ダニエル・ヤーギン博士と共に考えます。
@動画による注釈
ダニエル・ヤーギン博士は、2012年8月15日に放送されたBizプラスという番組内のインタビュー映像の中で、「日本の原発の一部は再稼動しており、“原発ゼロ”というのは現実的ではない」との考えを示し、原発推進の立場を表明している人物です。
いずれ枯渇するといわれる既存の化石燃料、そして先行きに疑問が投げかけられている原子力発電。世界では今、新たなエネルギー獲得に向け、各国がし烈な戦いを繰り広げています。
シェールガス開発に奔走するアメリカをはじめ、カナダの「オイルサンド」やブラジルの「深海油田」…。こうした燃料争奪戦が深刻な環境破壊も生み出し始めている事例もあります。
第2回では、世界有数の国際石油資本の将来戦略を検証します。
彼らが50年後を見据えて発表した「エネルギー予想図」からは、化石燃料の供給不足に備え、太陽エネルギーやバイオ燃料といった再生可能エネルギーで需要を満たそうと模索する姿が垣間見えてきました。
スペースシップアースの「燃料タンク」の将来を見つめます。
引用元:スペースシップアースの未来