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よみがえる戦場の記憶 沖縄戦 600本のフィルム/NHK・ETV特集

2010年6月27日に放送された、NHK・ETV特集「よみがえる戦場の記憶 ~新発見 沖縄戦 600本のフィルム~」を紹介します。

(所要時間:約59分)

動画の内容
頭に包帯を巻いた少女

65年前(※放送は2010年)、住民を巻き込んだ激しい地上戦が戦われた沖縄。その戦場を記録した600本の新たなフィルムが見つかった。沖縄県公文書館の調査で、多くのフィルムが米国立公文書館に眠っている事がわかったのだ。

1980年代に沖縄1フィート運動の会や沖縄県公文書館などが収集した350本のフィルムは、沖縄を記録した映像の一部に過ぎなかったのだ。NHK沖縄放送局は、3年前から沖縄戦を記録した全てのフィルムの収集を続けてきた。

新たな映像の中には、これまでなかった日本軍の秘密兵器の映像や、“戦争孤児”の学校、そして多くの沖縄の住民たちの姿が記録されていた。

沖縄戦資料の研究を続けてきた琉球大学の山内栄さんは、フィルムはアメリカ軍が記録や宣伝の為に撮影していたと言う。しかし、戦後65年たった今、映像は、人々が封印してきた戦場の記憶をよみがえらせようとしている。

その瞬間に何が起きていたのか?フィルムに写っている人を探す為に、沖縄各地で上映会を行った。多くのフィルムが見つかった事は、沖縄で大きな波紋を広げた。

▶ 誰にも語れなかった家族の“集団自決”。

▶ 名乗り出せなかった“戦争孤児”としての過去。

▶ そして、戦場での悲劇を乗り越えようとする人々。

フィルムは、戦場の記憶を呼び起こすとともに、戦後の生きざまをも浮かび上がらせた。沖縄戦を記録した未公開の600本のフィルムをたどり、写された一人一人の沖縄戦と戦後の人生を見つめる。

引用元:ETV特集

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