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沖縄の心(くくる) 共同店物語/NHK・ETV特集

2015年12月5日に放送された、NHK・ETV特集「沖縄の心(くくる) 共同店物語」を紹介します。

(所要時間:約1時間)

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動画の内容
お年寄りの、ゆんたく(おしゃべり)の場となっている「共同店」

沖縄本島の北端にある、奥という名の小さな集落。

ここに、奥の人々が109年前に生み出した「共同店」と呼ばれるユニークなお店があります。共同店は、赤ちゃんからお年寄りまで、住民全員が株主となって運営する売店です。

でも、かつては林業や農業、学費補助金の融資も行うなど、集落の経済を支えるエンジンの役割を果たしていました。

合言葉は”共同一致”。奥の人々は今でもその精神を大切にしながら暮らしています。その証拠に、毎年10月5日の共同店の「誕生日」には、住民全員で盛大なお祝いをします。

共同店は、明治時代の琉球処分で世の中が大きく変わった頃に生まれました。その後、人々は、共同店を中心に結束を強め、沖縄戦も本土復帰の激変もなんとか乗り越えてきました。

最近は、過疎化が進む地域を1つに結びつける新たな仕組みとして全国的に注目を集め、視察に来る人が増えました。

秋は、奥が最もにぎわう季節です。シヌグと呼ばれる2年に1度の豊年祭、小学校の運動会、そして共同店の誕生を祝う「復興祭」。

古き良き沖縄の思いやりの心、肝心(ちむぐくる)を堪能できる奥の秋を訪れます。

語り:新城カメ(おばぁラッパーズ)

引用元:ETV特集

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