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アメリカの古い原発 「採算合わず運転停止」 すべての廃炉作業が終了するのは「2075年」/NHKニュース

2014年12月31日に放送された、NHKニュース「米の古い原発 火力コスト減で運転停止」を紹介します。

(所要時間:約1分)

※ 残念ながら動画が見れない状態になりましたので、〔全内容書き起こし〕を紹介しておきます。 (放送された内容すべてをテキストでご覧いただけます)

動画の内容 (全文書き起こし)
アメリカの古い原発 「採算合わず運転停止」

アメリカ東部にある古い原発がシェールガスなどで火力発電の発電コストが下がり、採算が合わなくなったとして営業運転を終えることになり、(※2014年12月)29日、原子炉に制御棒が入れられて40年以上続いた運転を停止しました。

営業運転を終えたのは1972年に稼働を始めたアメリカ東部にある「バーモントヤンキー原発」で、運営する電力会社によりますと(※2014年12月)29日、原子炉に制御棒が入れられて停止しました。

この原発は東京電力福島第一原子力発電所の1号機などと同じタイプで、福島第一原発の事故を契機に地元の州政府などが安全性への疑問から停止を強く求めても、一貫して営業運転を続けてきました。

運転を終えた理由について、電力会社はシェールガスの生産などで火力発電の発電コストが下がるなか、安全基準を満たすうえで必要な設備投資がかさみ、採算が合わなくなったためだとしていて「運転停止は経済的な判断だ」と説明しています。

原発では今後、廃炉に向けた作業が始まりますが、すべての作業が終わるのは61年後の2075年ごろになるということです。

アメリカは世界最大の原発大国で古い原発が少なくなく、ここ数年は採算の悪化を理由に5つの原発の廃炉が決まり、稼働中の原子炉は99基となっています。

引用元:NHKニュース

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