2013年2月5日 科学・技術 タグ: クローズアップ現代, 原発問題
敦賀原発2号機の下に、活断層がある可能性が高い。/クローズアップ現代「原発と活断層 規制委調査の波紋」
2013年2月4日に放送された、NHK・クローズアップ現代「原発と活断層 規制委調査の波紋」を紹介します。
(所要時間:約26分)
動画の内容
各地の原発で断層の調査を進めている国の原子力規制委員会の専門家会議。
福井県の敦賀原発について報告書の案を示し、「2号機の真下を走る断層は、安全側の判断として活断層である可能性が高い」と結論づけた。
規制委が報告書をもとに、最終的に「運転再開を認めない」と判断すれば、去年(※2012年)9月の発足以来、初めて原発の運転を制限するケースになるとして、注目されている。
今回の調査で、なぜ、活断層と判断されることになったのか。
敦賀原発をはじめ、各地の原発で、どのような影響が出るのか。変わる国の原子力規制の深層に迫る。
引用元:クローズアップ現代
そもそも、「活断層」だろうと、「地滑り」だろうと、原子力発電所の立地地点としてはダメだと、当の原子力規制委員会のホームページに記載してあることを、ジャーナリストの神保哲生さんが指摘しており、これを、反原発のパワーブロガー:座間宮ガレイさんが記事にして紹介しています。
(以下、引用)
まずは、原子力規制委員会HPの記述を確認。
これには僕も驚いた。
というのも、現在、原子力規制委員会では、大飯原発敷地内の地層のずれが「活断層」か「地滑り」かという意見でわかれているが、これでは、どちらも原子力の立地地点としてふさわしくない、ということになるからだ。議論の余地なく、大飯原発は運転停止にしなくてはいけない。
神保さんが「なぜ活断層か地滑りかの議論に時間を浪費するの?」と指摘しているが、まさにその通りだ。