2015年7月19日 歴史・人物 タグ: NHKスペシャル, 吉田茂(よしだしげる), 岸信介(きしのぶすけ), 憲法改正
“豊かさ”と“自立”のどちらを優先するのか? 戦後の保守政治は、吉田茂と岸信介を中心とする二大潮流がせめぎ合ってきた/NHKスペシャル 「保守・二大潮流の系譜」
2015年7月18日に放送された、NHKスペシャル <戦後70年ニッポンの肖像> -政治の模索- 第1回「保守・二大潮流の系譜」を紹介します。
(所要時間:約49分)
動画の内容
焦土と化し、国民生活が困窮する中でスタートした戦後政治。
1955年に結党された自民党は、“豊かさ”の実現を優先するのか、それともGHQ主導で進められた体制から脱し、国家としての“自立”の実現を優先するのか、吉田茂・岸信介という二人の総理大臣に代表される二つの路線がせめぎ合いながら、政権を担い続け、戦後政治を形作っていきました。
安保改定の末、岸が退陣して以降、“豊かさ”路線が主流になりましたが、一方で、“自立”を目指す動きも脈々と党内に引き継がれていきました。
そして今(※放送は2015年7月18日)、安倍政権は、アベノミクスを掲げて高い支持率を得る一方で、戦後の安全保障政策の転換を進め、「憲法改正」への意欲も示しています。
番組では、新たに発掘した史料や、関係者へのインタビューなどを通して、自民党内に流れ続ける二つの路線の源流に遡り、戦後初期から1960年代にかけての日本政治の模索を見つめ直します。
引用元:NHKスペシャル
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