@動画 > 科学・技術 > TBSテレビ・震災報道スペシャル「原発攻防180日の真実 ~故郷はなぜ奪われたか~」

TBSテレビ・震災報道スペシャル「原発攻防180日の真実 ~故郷はなぜ奪われたか~」

2011年9月11日に放送された、TBSテレビ・震災報道スペシャル「原発攻防180日の真実 ~故郷はなぜ奪われたか~」を紹介します。

(所要時間:約1時間11分)

原発攻防180日の真実(1)を大きい画面で見る

原発攻防180日の真実(2)を大きい画面で見る

動画の内容

 まず、最初のパートでは、「1号機から4号機はなぜ水素爆発したのか?」を探る。相次ぐ水素爆発によって、1号機、3号機、4号機は「最後の壁」ともいうべき原子炉建屋が大きく壊れた。これによって、放射性物質が広く拡散し、食物の汚染、内部被爆など大きな不安をもたらしている。また、2号機も水素爆発によって、原子炉格納容器自体が損傷した可能性があり、多くの放射性物質を放出している。
 
 ここまで事態を悪化させた水素爆発はなぜ起きたのか?それを阻止することは不可能だったのか?番組は専門家の協力で、これまで発表されたデータを元に、「原子炉内で実際に起きていたこと」を徹底解析する。
 
 さらに、外部の電源を失い非常用発電機も動かない「全交流電源喪失」になっても、実は原子炉を冷却するシステムがあり、停電下での「命綱」ともいうべき、このシステムの使い方が運命の分かれ道となったこと。そして、事故前から稼動していなかった4号機が爆発したのはなぜか?被害を広げたポイントをあぶりだすと同時に、見えてきた「水素爆発を阻止できたかもしれない運命の分かれ道」を、最新のCGなどを用いて描く。
 
 また、「福島第一と「双子」の原発取材」では、原子炉内の事故のポイントとなる場所を取材すべく、番組は台湾へ。台湾第一原発は福島第一原発と同じジェネラル・エレクトリック社製のマーク1というタイプの原子炉を使っている。ここでは、日本では到底撮影できないような、「ベント」を実際に行うための核心部分の撮影に成功!そここから見えてくる福島第一原発の「ベント」が遅れた本当の訳を探る!
 
 さらに、「水素爆発を実験・検証」では、放射能汚染の大きな原因となった水素爆発だが、爆発後の映像を見ると、1号機と3号機では、破壊のされ方が違うことが分かる。専門機関の協力を得て、1号機と3号機で起きた水素爆発を再現。それぞれの爆発の規模の違い、破壊力の違いを検証する。  

 最後にお送りするのは「奪われた故郷~広がる汚染と不安~」。福島から大阪へ避難したある一家に長期密着取材。いつ戻れるのか分からないまま、慣れない文化風土の中で苦悩する親と子どもたち。そして、一時帰宅の際に一家が見たのは、野生化した豚が町を徘徊するという変わり果てた故郷の姿だった。さらに福島のコメ農家にも密着。果たして自ら作ったコメは大丈夫なのか?果たして出荷はできるのか?広がる汚染と不安の「現場」を徹底取材する。
 
 9月11日(日)午後3:30~4:54放送の『震災報道スペシャル 原発攻防180日の真実~故郷はなぜ奪われたか~』では、最新情報をビビッドに織り込み、さまざまな関係者に取材を重ねてきた蓄積を生かしつつ、原発事故の問題を新たな視点で描く!

引用元:震災報道スペシャル 原発攻防180日の真実 故郷はなぜ奪われたか|TBSテレビ

@動画 > 科学・技術 > TBSテレビ・震災報道スペシャル「原発攻防180日の真実 ~故郷はなぜ奪われたか~」

▲このページの先頭へ