@動画 > 科学・技術 > チェルノブイリ原発事故から16年後。汚染地域で生まれ育った子ども達の「健康への影響」を調査したドキュメンタリー映画/チェルノブイリ・ハート(日本語字幕)

チェルノブイリ原発事故から16年後。汚染地域で生まれ育った子ども達の「健康への影響」を調査したドキュメンタリー映画/チェルノブイリ・ハート(日本語字幕)

「2027年の日本」で、この悲劇が繰り返されないことを切に祈ります。

(所要時間:約40分)

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動画の内容
健常児は15%~20%ぐらいでしょう

1986年4月26日、チェルノブイリ原発事故発生。

その事故により広く周囲に大量に撒き散らされた放射能。

それは、その後この地に生まれた子どもたちに大きな影響を与え、心臓に重度の障害を負った子どもたちが増大した。チェルノブイリ原発事故の影響で、生まれながらに心臓に重度の障害がある子どもたちのことを「チェルノブイリ・ハート」と呼ぶ。

マリアン・デレオ監督はチェルノブイリ事故から16年後の2002年にべラル―シに入った。「ホットスポット」の村を離れようとしない村民たち、病院、孤児施設、学校等、被曝が次世代を冒す被害を取材した。

事故後に生まれた10代の若者たちの甲状腺がん発生率は30~40%。放射能による被害は、生まれて来る幼児にも襲いかかり、障害児が生まれる可能性が高まる現実があった。

続いてチェルノブイリから3キロ地点にあるプリピャチの青年と故郷を訪ねる。セシウム137とプラトニウムに汚染され、人間が再び住めるまで何百年もかかる場所だ。

4万8千人の「原発事故難民」の一人、避難時10歳だった少年は青年となり、廃虚となったアパートの部屋に入る。

色あせた1986年4月のカレンダーを見つめながら、窓から見える生まれ故郷の荒廃ぶりを眺める。

「近親者の10人ががんで死んだ。放射能と無関係と言われる話を、誰が信じると思う? オレもそうやって死ぬんだ。とんだ犬死だろ」

青年は、その1年後、病死した。

引用元:チェルノブイリ・ハート 公式ホームページ

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