2013年5月28日 科学・技術 タグ: NHKスペシャル, 医療, 脳科学
NHKスペシャル 病の起源 第2集「脳卒中 ~早すぎた進化の代償~」/人類は驚くほど脳卒中を起こすよう進化した
2013年5月26日に放送された、NHKスペシャル 病の起源 第2集「脳卒中 ~早すぎた進化の代償~」を紹介します。
(所要時間:約50分)
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動画の内容
高度な文明を築き、科学技術を進歩させ続ける人類。その全てを生み出してきたのは、生物の中でも類を見ないほど進化した私たちの脳だ。
しかし、いま人類は、脳に必要な酸素やエネルギーを運ぶ血管が破れたり詰まることで起きる “脳卒中”に苦しめられている。日本では2分に1人の割合で発症し続けている。
なぜ人類は、脳卒中から逃れられないのか。様々な動物の脳や体の血管の研究から、人類は脳の血管に大きな弱点をかかえていることが明らかになってきた。
700万年前、チンパンジーとの共通の祖先から別れ、脳を3倍以上にも巨大化させてきた人類。その過程で、脳の血管は驚くほど長くなり、大量の血液が流れるようになった。
しかし、脳血管の壁は進化しなかったため、その脆弱さが脳卒中を引き起こす原因となっているのである。
そして人類は、6万年前以降、新たな脳卒中のリスクに直面することになった。長年暮らしていたアフリカを離れ、食生活を変えたことで、血管に大きなダメージを与える事態に陥っていたのだ。
私たちは、なぜ脳卒中になるのか、どうすれば発症を防げるのか、進化からその答えに迫っていく。
引用元:NHKスペシャル
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