@動画 > 仕事・生活 > 原発事故で放射性物質に汚染された農地を再生し、地区の農業を復活させようとするコメ農家たちの格闘を1年にわたって追い続けたドキュメンタリー/ETV特集

原発事故で放射性物質に汚染された農地を再生し、地区の農業を復活させようとするコメ農家たちの格闘を1年にわたって追い続けたドキュメンタリー/ETV特集

2014年09月13日に放送された、ETV特集「それでも道はできる ~福島・南相馬 コメ農家の挑戦~」を紹介します。

(所要時間:約1時間15分)


 

動画の内容
戦争よりひどいかもしれない みんなもそういうふうに言っている

原発事故で被災した福島県南相馬市。ここに、放射性物質に汚染された農地を再生し、地区の農業を復活させようとするコメ農家たちがいた。これは、その格闘の姿を1年にわたって追い続けたドキュメンタリーである。

南相馬市では、避難先から戻った多くの農家が「安全なコメはできるのか、風評被害にあわないか」という不安をぬぐえず農業の再開をあきらめていた。

しかし20キロ圏の内と外にまたがる太田地区では、杉内清繁さんをはじめとする農家の人たちが、「降ってきた放射性物質がどのようにしてコメに移るのか、その原因を究明することが不可欠だ」とみずから田の水や土を細かく調べ、研究者とともに試験田を作り続けていた。

さらに、彼らは農業の継続には収入の安定が欠かせないと、田や畑の上部の空間に太陽光パネルを設置、売電事業を始めたり、畑にナタネを植えて絞った油を特産品にしようと、農業の火をともし続けるためのさまざまな動きを始めていた。

ことし(※2014年)2月には、チェルノブイリ原発事故を経験したウクライナの農村を訪問。放置された農地と復活した農地の両方を視察。事故当時幼い子どもだった青年が25年以上たって堂々と農業を復活させている姿に勇気づけられた。

杉内さんたちが見据えるのは、30年後、いやもっと先の「ふるさと」だ。子や孫の代にはかつてよりもさらに活気のある農業がここで復活していることを、彼らは夢見ながら、今も闘いを続けている。

引用元:ETV特集

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