福島第一原発の廃炉費用は最大15兆円、除染・避難・賠償金などの費用を含めると50兆円に達する可能性もある/原子力資料情報室共同代表・伴英幸(ばんひでゆき)氏
2012年3月19日に経済産業省(東京・霞ヶ関)で行われた「総合資源エネルギー調査会 基本問題委員会(第16回会合)」より、原子力資料情報室共同代表の伴英幸(ばん ひでゆき)氏の発言部分を紹介します。
(所要時間:約1分)
伴英幸(ばん ひでゆき)氏の発言部分
(所要時間:約1分)
<文字起こし>
今回のその福島原発事故、の被害総額っていうのは、現在まあ「6兆円」ほどと、計算されているんですけれども、今後、増えていくことはこれは必至、だと思います。
えー、日本経済研究センターのひ、評価によりますと、第一原発の廃炉費用だけで、最大15兆円に達する、という評価があるわけですね。
で、これは敷地内だけの話ですので、敷地外の費用、まあ、除染の費用であるとか、避難にかかった費用であるとか、えー賠償金であるとか、いろんなものを含めていくと、まあ「50兆円」に達する可能性もあると、いうふうな状態になっていると、いうふうに思いますが、これに対して、結局、誰も責任を取ることが出来ない事態になっている。
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