2014年4月17日 歴史・人物 タグ: さかのぼり日本史, アメリカ, 外交, 戦争

NHK・さかのぼり日本史 ＜昭和 “外交敗戦”の教訓＞ 第1回 「挫折した日米交渉」

2012年5月1日に放送された、NHK・さかのぼり日本史 ＜昭和“外交敗戦”の教訓＞ 第1回 「挫折した日米交渉」を紹介します。

（所要時間：約25分）

動画の内容

この春（※2012年4月2日）、未来の日本の外交を担う、およそ100人の新人が「外務省」に入省しました。国際情勢が大きく流動化する今、日本は世界でどう存在感を示すのか？ 外交のあり方が問われています。

かつて、外交が、国の命運を大きく左右した時代がありました。アメリカと対決し、太平洋戦争へと突き進んだ時代です。そこには、日本外交の“誤算の積み重ね”がありました。

中でも、開戦の直前、アメリカとの交渉の末にまとめられた「日米諒解案（にちべい りょうかいあん）」は、外交的解決への絶好の機会でした。しかしこの案は、ドイツ・イタリアとの軍事同盟「三国同盟」を軸に、アメリカに対抗しようとする方針によって挫折に至ります。

日本外交はなぜ太平洋戦争への道を回避できなかったのか？ 知られざる、日米交渉の記録から探ります。