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鎖国の扉を開け ~ジョン万次郎 漂流民の挑戦~/その時歴史が動いた

2005年11月9日に放送された、その時歴史が動いた「鎖国の扉を開け ~ジョン万次郎 漂流民の挑戦~」を紹介します。

(所要時間:約43分)

動画の内容
鎖国の扉を開け ~ジョン万次郎 漂流民の挑戦~

アメリカ東海岸の町、ニューベッドフォード。19世紀、アメリカ有数の捕鯨基地として活気に沸いた港町です。町では、160年前に、ここで少年時代を送った、ある日本人を記念する祭りが盛大に行われています。町の広報誌のロゴマークも、その名にあやかって漢字です。彼の名は、ジョン万次郎。

なぜ万次郎は、これほどまでにアメリカの人に愛されているのでしょうか?

時は幕末、土佐の漁師だった万次郎は、嵐で遭難したところをアメリカの捕鯨船に助けられました。万次郎はそのままアメリカに渡ります。そしてこの町で教育を受け、西洋文明を吸収しました。やがて、万次郎は、祖国日本が外国に固く門戸を閉ざしていることに心を痛めるようになります。

万次郎は考えます。 ― 日本の港を開きたい ―

命懸けで日本への帰国を果たした万次郎。しかし幕府は、西洋社会に触れた万次郎を「見てはいけないものを見てしまった人間」として幽閉します。「鎖国の扉を開くなど、夢のまた夢…」そう諦めかけた時、万次郎の運命を変える事件が起こります。“黒船来航”です。

侵略か?、それとも友好か?、アメリカの真意をはかりかねた幕府は、それを知る重要な情報源として、万次郎を頼ることになるのです。

日米交渉の通訳に抜擢された、中浜万次郎。ところが、土壇場で、彼にはアメリカのスパイだという疑いが懸けられます。命令を無視して交渉現場に乗り込んだ万次郎。そしてそこで、彼は日米和親条約 締結のカギになる決定的な情報を伝えました。

その時歴史が動いた、今日は、たった一人で世界を見ることになった漁師・万次郎の、鎖国日本の扉を開くまでの孤軍奮闘ぶりを追います。

引用元:その時歴史が動いた

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