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オンカロ 「地下深く 永遠に ~10万年後の安全~」

まるでSF映画のようですが、これが現実だと思うと寒気がします。

(所要時間:約50分)

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動画の内容
Michael Madsen(ミカエル・マドセン)/film director

各国が頭を痛める原子力発電所の廃棄物問題。北欧のフィンランドが世界に先駆け、核のゴミの最終処分場の建設に乗り出している。

「オンカロ」(フィンランド語で「隠し場所」)と呼ばれる処分場は、太古の岩盤層を深さ500mまで掘り下げた先に作られ、施設が国内で排出される核廃棄物で満パンになる約100年後に、入口を完全封鎖されるという。

核廃棄物の最終処分が難しい理由は、実はその先である。廃棄物が出す放射線が、生物にとって安全なレベルに下がるまで、欧州の基準では少なくとも10万年かかるとしている。

つまりオンカロは、人類の歴史にも匹敵する膨大な歳月の間、安全性の確保が求められるのだ。革命や戦争が起きたり、気候や地殻の大変動に見舞われたりしたとしても・・・

最も危惧されているのは、今の人類が姿を消したあとの未来の知的生物が処分場に侵入し、放射線が漏れ出してしまうシナリオだという。

そうならないよう、近づくと危険だという警告を伝えた方がいいのか?しかし、どうやって?あるいは何もせず、記憶から消し去ってしまう方がいいのか?

原子力というパンドラの箱を開けた人類が直面する難問を描く。

2010年 国際環境映画祭(パリ)グランプリ受賞作品

原題:Into Eternity
制作:Magic Hour Films (デンマーク 2010年)

引用元:BS世界のドキュメンタリー

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