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なし崩しの原発回帰によって将来世代にツケをまわすような事はしてはならない/報道ステーション「最終処分場はどこへ… 行き場のない“核のゴミ”」

2015年3月11日に放送された、報道ステーション「“最終処分場”はどこへ…。行き場のない『核のゴミ』」を紹介します。

(所要時間:約48分)

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動画の内容 (恵村順一郎さんの解説部分・全文書き起こし)
“最終処分場”はどこへ… 行き場のない 「核のゴミ」

日本の政府、それから電力会社が「なぜ原発再稼動を急ぐか?」と言うとですね、これはつまるところ経済… だと思うんですね。

あの~、「原発は安い」と、「安い原発が無ければ、日本の経済は成り立たない」と、「電力会社の経営も成り立たない」し、あの~「立地自治体の財政も成り立たない」と…。いう事ですよね。

でも、私たちが福島の原発事故で学んだ事があって、それは あの「そうした経済の論理ってことは、もはや成り立たない」ってことだと思います。

核のゴミの処理、それから廃炉、そういった事を積み重ねていけば、原発は決して安いエネルギーではありませんし、まして その 一度、過酷事故が起きればですね、除染とか、賠償とか、本当に膨大なコストがのしかかってくるわけですよね。

とりわけ「核のゴミをどうするか?」ですけれども、政府とか電力会社は、その難しさを知りながら、こう 見て見ぬふりの先送りを続けてきたわけですよね。

日本より地層が安定しているヨーロッパでも、その 地層処分っていうのは、次々と難問が立ちはだかってくる。まして日本は火山国であり、地震国であり、地下水の豊富なとこですから、本当に地層処分が適しているとはとても思えないんですよね。

あの、こういう問題に答えを出せないままで、これ以上「核のゴミ」を増やすって事は無責任だと思いますし、あの~、なし崩しの原発回帰によってですね、将来世代にツケをまわすっていう事は、してはならないと思うんです。

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