2015年7月29日 科学・技術 タグ: 原発問題, 報道ステーション, 核のゴミ
全国各地で自治体を集めて“非公開”説明会をしていたので、何をしているのかと思ったら「核のゴミ」の処分についてコソコソ説明会をしていました/報道ステーション
2015年7月27日に放送された、報道ステーション「核のゴミで自治体説明会 完全“非公開”に批判の声も」を紹介します。
(所要時間:約8分)
動画の内容
話されていたのは、高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」の処分について。連絡会は、資源エネルギー庁が行う“説明会”だったのだ。
原発で使った核燃料を再処理した後に残るのが、強い放射線を出す「高レベル放射性廃棄物」だ。国は、地下300メートルより深い岩盤に埋める「地層処分」の候補地を探している。
その候補地をめぐっては、2007年に高知県の東洋町が受け入れに名乗りをあげるが、激しい反対運動で頓挫。あとにも先にも手をあげた自治体はここだけだ。
処分地の選定について、政府は今年(※2015年)5月、「希望する自治体が手をあげるのを待つ」方式から、「科学的にふさわしい場所を国が提示する」方針に転換した。
閣議決定した基本方針には、「情報公開を徹底し、透明性を確保することが必要」とある。にもかかわらず、なぜ非公開なのか?
処分地の目処が立たない一方、九州電力・川内(せんだい)原発は、来月(※2015年8月)上旬にも再稼動する予定だ。
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