@動画 > 科学・技術 > 報道特集「“核のゴミ”管理の現場」/僕らは、もう逃げることはできない。

報道特集「“核のゴミ”管理の現場」/僕らは、もう逃げることはできない。

2011年11月15日に放送された、報道特集「“核のゴミ”管理の現場」を紹介します。

(所要時間:約20分)

報道特集「“核のゴミ”管理の現場」 【前編】 この動画を大きい画面で見る

報道特集「“核のゴミ”管理の現場」 【後編】この動画を大きい画面で見る

動画の内容
使用済み核燃料の貯蔵量

原子力発電の根源的な問題である放射性廃棄物の処理をめぐって、今回の前半の特集ではさまざまな方々の意見を聞きました。

テーマがあまりにも巨大ですが、福島第一原発の事故で、あの発電所全体が巨大な放射性産業廃棄物になってしまったという人類史上初めての現実を日本は抱え込んでしまっているわけです。ただでさえ、原発の稼働で厄介な核のゴミが出るのに、今回の事故で、手に負えないような膨大な分量の核のゴミが生み出された。この厳然たる事実をまず直視することです。

「3.11」という「切断点」を経てもなお、青森県の六ヶ所村で、事業者の口からごく自然に出ていた「10万年」「300年」という気の遠くなるような時間のスケールを聞いて、僕自身は、もっと前にこのような根源的な問題について、メディアとして議論の設定をしておくべきだったとの激しい自責の念を抱いています。

つまり、根源的な問題の先送りの共犯者になっていたのではないか、ということです。僕らは、もう逃げることはできないのです。

引用元:金平茂紀ブログ

@動画 > 科学・技術 > 報道特集「“核のゴミ”管理の現場」/僕らは、もう逃げることはできない。

▲このページの先頭へ