2012年2月24日 科学・技術 タグ: そもそも総研, 原発問題, 日本核武装, 総括原価方式
結局のところ『原発推進派』の根っこには「核兵器を開発する技術的な能力を保有し続けたい」という思惑がある
2011年07月21日に放送された、 そもそも総研「そもそも『電気料金がなぜこういう決まり方か』がわからない」を紹介します。
(所要時間:約20分)
小出裕章(こいでひろあき)助教のインタビュー文字起こし
国が誘導してきたということなんですね
原子力発電所を電力会社にやらせるために電力会社の資産に比例するというかたちで
利潤が決められたがために電力会社としては資産を持てば持つだけ
利潤が膨れ上がるという構造だったわけです原子力発電所というのは一基造れば
何千億円という資産になりますので造ってしまえばもうそれだけで
比例計算で利潤が懐に入るというとてつもないうまい方式で電力会社が
優遇されてきてしまったんですね逆な言い方をすれば
国が誘導してきたということなんですね
原子力発電所を電力会社にやらせるために原子力というのは私からみると
核と同じものなんですね日本人が言う核と同じもの
つまり軍事利用と切っても切り離せない
技術なのであって国家としてはそのことをはじめから知っていて
原子力の平和利用だと標榜しながらも核兵器を開発する能力という
技術的能力を保有し続けたいという思惑が私は国にはずっとあったと思います
いずれにしても日本の国というのは
原子力をやると決めたわけですねやると決めた以上は民間企業を
巻き込まなければ出来なかったわけでそのためには電力会社に
うまみを与えなければいけないその一つが総括原価方式で
原発を誘導するということだった
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