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そもそも電力会社から電気を買わない生活ってどうなんだろう?/そもそも総研

2014年12月3日に放送された、そもそも総研「そもそも電力会社から電気を買わない生活ってどうなんだろう?」を紹介します。

(所要時間:約23分)

動画の内容
そもそも電力会社から電気を買わない生活ってどうなんだろう?

玉川徹さんがまず伺ったのは、横浜市戸塚区で「電力自給生活」を送られている佐藤夫妻のお宅です。こちらの住宅は電柱から遠く離れているため、電力会社から「敷地内に新たに電柱を立てなければ電線を引き込めない」と言われ、「電力の完全自給」に踏み切ったといいます。

屋根に設置したソーラーパネルによって発電した電気はフォークリフト用だったバッテリーに充電され、日照のない夜間などはそこに蓄えられた電気を使っているそうです。このバッテリーは「2カ月に1度の水補給」と「1年半ごとの異物除去」を行うことで「10年以上使用できる」といいます。

「電子レンジ」を置かず、照明には「LED」を使い、冬場の暖房は「プロパンガスによる床暖房」だという佐藤家。電力自給については柔軟な思考で対応し、「最小限からスタートし、もし途中で足りなくなったらソーラーパネルを増やせばいい」と考えているそうです。

以前から「あまり電力を使わない生活」を送っていた佐藤家の場合、現在の生活は「コスト的に得なわけではない」といいます。それでも電力自給に踏み切ったのは「他者に負担をかけながら電気を使う生活をしたくなかったから」なのだそうです。

玉川さんが続いて訪ねたのは、奈良県にお住まいの山本夫妻のお宅です。こちらでは電気だけでなく「生活用水」までも自給しているのだそうです。

山本さん宅を請け負った住宅メーカー「無添加住宅」の秋田憲司社長によれば、このお宅は「特に節電をせずに暮らせるだけの電力自給ができるよう、通常よりも多めのソーラーパネルを設置している」そうです。蓄電池も「3日分相当の電気が蓄えられる規模」なのだといいます。

生活用水については敷地内に「井戸」が掘られており、そこから電動ポンプでくみ上げた水を飲料水にも使っているのだそうです。「年間通じて14℃」という地下水の特性を利用し、夏場には「クーラー」にも活用するといいます。

山本さん宅クラスの自給システムを作る場合、建設費に「約500万円」のコストが上乗せされるそうです。けれども「地震などで被災して電気や水道などのインフラが断たれた状態を想定し、安心への投資として自給システムを導入するのは有効であると思います」と秋田社長は語っていました。

引用元:モーニングバード

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