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残虐な行為を繰り返してきたコンゴの武装グループが鉱物の採掘/輸出に関わり、その鉱物がスズやコルタンに加工され世界中の携帯電話に使われている

2012年03月07日に放送された、BS世界のドキュメンタリー「血塗られた携帯電話」を紹介します。

(所要時間:約49分)

動画の内容

 国連の報告書で、「残虐な行為を繰り返してきたコンゴの武装グループが、鉱物の採掘、輸出に関わり、その鉱物がスズやコルタンに加工され携帯電話に使われている」と指摘した。その報告書を読んだデンマークのドキュメンタリー監督オレ・トルンジャークは、コンゴの山奥の採掘現場を目指す。

 粘り強く正規軍や軍閥から許可を取り、関所での脅し、現場監督官の制止をはねのけ、オレはついに採掘現場に到達する。さらにたびたび落盤事故が起きるという坑道にも潜入。そこで見たものは、ヘルメットもかぶらずに採掘に没頭する男たちの群れだった。中には10代前半の子どももいた。坑道が深いため、一度入ると1週間は出て来ないと言う。周辺では殺人事件が多発し、誘拐された女性が売春を強制されるケースも多いという。

 帰国したオレは大手携帯電話メーカーに接触。「血塗られた鉱物をなぜ利用するのか?」と問い合わせる。何度もアポはキャンセルされるが、ついに担当者と話す機会を与えられる。しかし担当者は「色々と難しい所があるが、対処することにします」とはぐらかすだけだった。

ディレクターの明確な目的意識と、強烈な行動力が画面からあふれ出る力作。

原題: Blood in the Mobile
制作: Koncern TV&Film (デンマーク 2010年)

引用元:BS世界のドキュメンタリー

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