@動画 > 国際・紛争 > 長年の独裁で体制に順応するよう骨抜きにされていた国民がその事実に気づき、目覚め、民主化運動の大きなうねりが高まっていくプロセス/BS世界のドキュメンタリー「恐怖政治の終焉(しゅうえん) ~チュニジア~」

長年の独裁で体制に順応するよう骨抜きにされていた国民がその事実に気づき、目覚め、民主化運動の大きなうねりが高まっていくプロセス/BS世界のドキュメンタリー「恐怖政治の終焉(しゅうえん) ~チュニジア~」

2011年7月25日に放送された、BS世界のドキュメンタリー「恐怖政治の終焉(しゅうえん) ~チュニジア~」を紹介します。

(所要時間:約48分)

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動画の内容
独裁者は出て行け

北アフリカのチュニジアでおよそ半世紀にわたって続いた独裁政治が、ひとりの名もなき青年の死をきっかけに崩壊した。路上で青果を売っていたムハンマド・ブアジジは、地方役人への賄賂を怠ったため商売道具を没収され、抗議のためガソリンをかぶり自殺。従兄弟が事の顛末を携帯電話で撮影し、自分のフェイスブックに掲載した。これが大規模な反政府デモを引き起こす契機となった。

チュニジアの若者の失業率は30%近い。ネットに乗った事件は将来に希望を持てずに暮らす若者の共感を呼び、各地で反政府デモが勃発。デモに参加した丸腰の市民に対し政府は武力で鎮圧を図った。政府にコントロールされた既成メディアは事件を伝えなかったが、現場の死傷者の姿などを一般市民がネットに公開し、事実は包み隠さず国の内外に知られる事となった。

治安の良いチュニジアで、独裁者を英雄視する報道だけを見て育った大学生は、「自分たちの政府がこんな事をする政府だったとは・・・」と、その時の驚きを告白する。

長年の独裁で体制に順応するよう骨抜きにされていた国民がその事実に気づき、目覚め、民主化運動の大きなうねりが高まっていくプロセスを、当事者たちの取材を通してトレースしていく。

原題:The Death of Fear
制作:Al Jazeera (アルジャジーラ 2011年)

引用元:BS世界のドキュメンタリー

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