2013年6月20日 科学・技術 タグ: 原発問題, 双葉病院, 古賀茂明(こがしげあき)
「原発事故で死者はいない」と発言した自民党の高市早苗(たかいちさなえ)政調会長は頭の働きがおかしい/古賀茂明(こがしげあき)氏
2013年6月17日、兵庫県で行われた自民党会合で、高市早苗(たかいちさなえ)政調会長が「原発事故で死者いない」と発言した問題について紹介します。
(所要時間:約4分)
動画の内容 (古賀茂明氏の解説部分・全文書き起こし)
まぁあの高市さんはねぇ、もともと原発推進主義者ですから、そんなこと(原発をゼロにすること)考えたことも無かったと思いますけど、まあこの方相当ね、想像力も無いし、まぁちょっと頭の働きもおかしいんじゃないかな?と思うんですよ。
というのはね、なんでかって言うと、あのー、もう原発でね「死んだ人いない」って言ってますけども、あれ、たくさんの方が亡くなっているんですよ。あのー、もう「とにかく逃げなくちゃいけない」っていうのでね、本当は入院してじっとしてなきゃいけないお年寄りをね、もうたくさんバスに乗せて、寒い中、何時間も放浪するんですね。
で、もうあのー、報道で観られた方多いと思いますけども、そのバスの中でバタバタと亡くなっていくわけですよ。ほとんどもう地獄絵だったんですね。そういう事をね、なんか、どうなんでしょ、あっという間にね、簡単に忘れ去ることができる?
このね、「人間性の無さ」っていうのはほんとに驚くのが一つと、それから、あの、「運転してる時は安いんです」っていうね、で、だけど廃炉のこともね、まだどうなるか分からないし、それからまぁゴミのコストとかね、それから一旦事故が起きた時のコスト、そういうものを全部あわせていけば、原発っていうのは相当高いんですよと、世界中、もう先進国で「原発安いから作ろう」なんて国はないんですよ。
それを、いまだに何か「動いてる時だけ、ここだけに限って見れば安いんです」っていう事を、なんか言ってるって、この頭の構造がね、どうなってるんだろう?って思いますねぇ…。