2013年9月7日 仕事・生活 タグ: ジブリ, プロフェッショナル・仕事の流儀, 宮崎駿(みやざきはやお)
プロフェッショナル・仕事の流儀「大事なことは、たいてい面倒くさい/映画監督・宮崎駿スペシャル」
2013年8月26日に放送された、プロフェッショナル・仕事の流儀 「映画監督・宮崎駿スペシャル『風たちぬ』1000日の記録」を紹介します。
(所要時間:約1時間13分)
動画の内容
宮崎のアニメーション作りは2年に及ぶ長丁場だ。300人に及ぶスタッフを動かしながら、1500に及ぶカットを1カット1カット仕上げ、完成へとにじり寄っていくその行程を、宮崎は“レンガ積み”に例える。
全作業の根幹となるのは、宮崎の書き下ろす“絵コンテ”。キャラクターの動きやセリフ、背景などを精緻に書き込んだ、いわばアニメーションの設計図だ。この絵コンテをもとにアニメーターがキャラクターなどの動きをつけ、美術が物語の舞台を描き、世界観を作り上げていく。さらに、キャラクターなどの色を決める色彩設計や撮影といった業界屈指のスタッフが宮崎アニメを支える。
そんな彼らを2年間、最前線で指揮し続ける宮崎が日夜漏らす言葉がある。それは、
アニメーション制作は、実写と異なり、すべてを“無”から生み出さなければならないため、風に揺れる草の1本1本まで描かなければならない。しかも少しでも手を抜こうものなら、それがスクリーンであらわになり、作品の品位をおとしめる。宮崎は、アニメーターが描いた絵を手直ししながら、四六時中、「面倒くさい」「面倒くさい」と漏らし続ける。だがその裏に、宮崎が70歳を越えてたどり着いた境地が上記の流儀だ。
引用元:プロフェッショナル・仕事の流儀
↑いいね!をクリックすると、コメント付きでFacebookに投稿できます。