2012年8月13日 仕事・生活 タグ: プロフェッショナル・仕事の流儀, 介護, 医療, 認知症
プロフェッショナル・仕事の流儀「何があっても、“人の尊厳”を守る/認知症介護のエキスパート・和田行男(わだゆきお)」
2012年06月25日に放送された、プロフェッショナル・仕事の流儀「闘う介護、覚悟の現場/介護福祉士・和田行男(わだゆきお)」を紹介します。
(所要時間:約48分)
動画の内容
日本全国で200万人を超えるといわれる認知症。
その介護の世界に、新しい風を吹き込み続ける和田。介護の現場に飛び込んだのは、25年前。その当時、認知症になれば、多くの行動が制限され、“普通の暮らし”とはかけ離れた状態で介護されることが当たり前のことと思われていた。
そうした状況に疑問を感じた和田は、介護の仕方によっては“普通に生きる姿”を続けられると主張。認知症のお年寄りたちが家庭的な環境のもと、少人数で共同生活を送る「グループホーム」で、先駆的な取り組みを続けてきた。
和田の施設では、お年寄りたちは、自分でできることは自分でするのがルール。包丁を握り、火を使って料理をし、洗濯、掃除を行い、街へ買い物や散髪にも出かけていく。
もちろんすべてを完璧にこなせるわけではない。けがや事故のリスクも常にある。それでも和田は、お年寄り1人1人の認知症の度合いや身体能力などを見極めながら、できる限り“普通の暮らし”を維持できるよう奮闘し続ける。
和田の施設では、夜間帯以外は玄関に鍵をかけていないため、出入りが自由にできる。
もちろん鍵をかけない分、入居者が外に出れば、扉につけたセンサーが鳴ったり、職員が付きそうなどの安全対策は講じている。しかし、職員が一瞬目を離した隙に出て行ってしまい、長時間行方不明になってしまうケースもどうしても発生する場合がある。そうしたアクシデントが起きるたびに「鍵をかけないのは危険だ」という批判を受けてきた。
それでも、和田は鍵をかけようとはしない。鍵をかけ、行動を制限すれば事故などのリスクは減る。しかし、和田は、安全を確保することだけが唯一正しい答えとは言えないのではないかと、常に自分の胸に問いかけ続ける。
和田は言う。「人間って何がすてきって、自分の意志を行動に移せることってどれほどすてきか。その人間にとって一番すてきなことを奪ったらあかん。できるだけそのことを守る、守り手にならないかんと思っている」。






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