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戦時徴用船 ~知られざる民間商船の悲劇~/NHK・ETV特集

2014年2月8日に放送された、NHK・ETV特集「戦時徴用船 ~知られざる民間商船の悲劇~」を紹介します。

(所要時間:約59分)

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動画の内容
戦時徴用船 ~知られざる民間商船の悲劇~

撃沈された船数およそ2500隻。戦死した船員6万人。

これは、太平洋戦争で軍需輸送のために徴用された日本の民間商船の被害である。一般船員の死亡率は43%で、海軍軍人の2倍以上にのぼった。この中には10代の乗組員も数多く含まれていた。

開戦当時、世界第3の海運国になっていた日本。当時国内トップの規模に迫っていた大阪商船は、3年半におよぶ戦争で200隻あまりの船と4000人以上の船員を失い、壊滅状態で終戦を迎えた。

その大阪商船に、生存者の証言に基づくほかに類例のない戦時資料が残されていた。当時の社長、岡田永太郎が嘱託画家の大久保一郎に描かせた絵画群である。

大久保が描いた絵は約80点。戦後は倉庫に秘されたままになったが、台風による浸水被害を経て、現在は修復された37枚が残る。

高千穂丸/昭和18年3月19日 戦没 「一弾は四番船倉右舷に命中し、大爆発起こり船体は右舷に傾斜しつつ…」

そこには、ガダルカナル島の海戦をはじめ、太平洋戦争の海の戦場で繰り返された「人と物資の輸送」の悲惨な実態と、船と命運をともにした船員たちの極限状態における行動が詳細に描かれている。

番組では、大久保一郎の残した絵画を通して、徴用された船と船員たちの知られざる悲劇を伝える。

引用元:ETV特集

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