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実のところ、長時間「良い姿勢のまま動かない」のは「悪い姿勢で動いている」よりも体に悪い。/ミュラ・ダルキンス 「良い姿勢の利点」

長時間、座りっぱなしの仕事をしている人は必見ですよ↓

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動画の内容(全文書き起こし)
良い姿勢の利点

「まっすぐ立ちなさい」と誰かに言われたり、家族との夕食で猫背になって怒られたことがありますか?

そのような指摘は気に障りますが、間違いではありません。

座ったり立ったりする時の 身体の構え方である「姿勢」は、全ての体の動きの基礎であり、体が動きに伴う負荷にどれだけうまく対応できるかを決めます。これらの負荷には「重いものを持つ」「変な姿勢で座る」などがあります。

私たちが毎日経験している大きな負荷といえば重力です。

最適な姿勢をとっていなければ、まっすぐバランスを取るために、筋肉はより強く働かなければなりません。

凝り固まって柔軟性を失ったり、萎縮してしまうこともあります。

この機能不全をもたらす適応は、続けていると、筋肉が持つ負荷への対応力を損ないます。

悪い姿勢は皆さんの関節や靭帯を通常以上に消耗させて、故障の可能性を高め、肺などの臓器の機能を低下させます。

悪い姿勢が唯一の原因ではないものの、研究者達は 脊柱側彎症、緊張性頭痛、背中の痛みと悪い姿勢を関連付けました。

また姿勢は感情の状態や、痛みの感じやすさにまで影響を及ぼすのです。そうです、良い姿勢を心がけるには、たくさんの理由があります。

しかし良い姿勢の維持は、昨今ますます難しくなっています。

変な体勢で長時間座っていると、次第に姿勢が悪くなりますし、コンピューターや携帯端末を使うと下を向きがちになります。

多くの研究で、概して姿勢が悪くなりつつあると示されています。

それでは、良い姿勢とはどのようなものでしょうか?

正面か背後から背骨を見たときに、33個の脊椎骨は直線に並んでいなければなりません。

横から見ると 背骨は3つのカーブを描きます。首、肩、背中の3箇所です。

皆さんはこのS字型の背骨で生まれてきたわけではありません。赤ちゃんの背骨はCのように、カーブは一つです。

他のカーブは通常は 生後12ヶ月から18ヶ月で、筋肉の発達に伴い形成されます。

これらのカーブは、直立したり 歩いたり ジャンプする時の負荷を吸収するのに役立ちます。

もし背骨が正しく並んでいれば、立ち上がったときに直線が描けるはずです。

肩の前の位置から お尻の後ろと 膝の前を通って、くるぶしの数センチ前に向かう直線です。

これによって重心が 支持基底面の真上に保たれ、効率的な動きを可能にし、筋肉への負荷から来る疲れを最小限にすることができます。

座っている場合には、前かがみではなく 垂直が理想的です。

脇は締まっていて 肩がリラックスしている状態で、ひざは直角に曲げ、足はしっかりと床につけましょう。

でも もし姿勢がそれほど良くなかったら?

試しに環境を変えてみてください。

目の高さと同じか少し下になるよう 画面を調整します。

身体の全ての箇所、例えば肘や手首が支えられるように正しい場所におき、必要であれば人間工学の力を借りてみましょう。

寝るときは枕で首を支えて、横向きに寝転がり、枕を脚の間に挟んでみてください。

ヒールが低くて土ふまずに合った靴を履き、電話の時にはヘッドセットを使いましょう。

良い姿勢を保つだけでは足りません

筋肉や関節を動かし続けることも、とても重要なことです。

実のところ、長時間 良い姿勢のまま動かないのは、悪い姿勢で動いているよりも体に悪いのです。

動くときには賢く動きましょう。

物を運ぶときには、体の近くに置きましょう。

バックパックは背中に接し、左右対称であるべきです。

長時間座るのであれば、時々立上がり、動き回って筋肉を動かしましょう。

筋肉は使うことにより身体を効率的に支える強さを維持できます。関節、骨、脳や心臓も同じです。

それでも本当に心配ならば、理学療法士に相談しましょう。

もちろん、まっすぐ立つことはそれほど重要だからです。

引用元:YouTube

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