2012年2月20日 科学・技術 タグ: BS世界のドキュメンタリー, 原発問題
これを見れば福島の原発事故が数年単位で収束することなどあり得ないのは誰の目にも明らか/終わらない悪夢 ~放射性廃棄物はどこへ~
あり得ない・・・。
(所要時間:約1時間40分)
終わらない悪夢 ~放射性廃棄物はどこへ~ 1/7 (所要時間:約15分)
終わらない悪夢 ~放射性廃棄物はどこへ~ 2/7 (所要時間:約15分)
終わらない悪夢 ~放射性廃棄物はどこへ~ 3/7 (所要時間:約15分)
終わらない悪夢 ~放射性廃棄物はどこへ~ 4/7 (所要時間:約15分)
終わらない悪夢 ~放射性廃棄物はどこへ~ 5/7 (所要時間:約15分)
終わらない悪夢 ~放射性廃棄物はどこへ~ 6/7 (所要時間:約15分)
終わらない悪夢 ~放射性廃棄物はどこへ~ 7/7 (所要時間:約10分)
動画の内容
フクシマだけではない、いたるところで漏れ出ている放射能。
使用済み核燃料サイクルの恐るべき実態とは?
原発最大のタブーに挑む、衝撃のドキュメンタリー!
福島の原発事故で初めて脚光を浴びた核燃料プール。その中に眠る極めて危険な使用済み核燃料、それらの最終的な行き先は? 数十万年にもわたり放射能を撒き散らし続ける核廃棄物の最終的な処理方法も定まらないまま、未来に危機を先延ばしにして原発を推進してきた矛盾、その矛盾を知りつつ隠蔽を続ける原子力産業そして各国政府の[不都合な真実」を白日の下にさらした渾身のドキュメンタリー。
テレビで原発事故後にオンエアされるや、内部被爆、低線量被爆の問題から、最近その名をよく見聞きする原子力企業アレバ社が行っている核再処理の実態までも丁寧に明かしてゆくその内容に、ネット上などで大きな反響を巻き起こした。製作は極めて良質なドキュメンタリーで知られるドイツ=フランス共同TV局アルテ社。
原発は稼動する限り常に核廃棄物を生み出し続ける。そしてひとたび原発事故が起これば瞬時にそれらは巨大な凶器となり牙をむく。事故がない状態でさえも低レベル放射性物質の投棄などにより常に汚染を広げているのが実態なのだ。
取材班は原発の生み出した過去の悲劇から未来に待ち受ける危機にまでタブーなく踏み込む。
アメリカ原爆開発のためのプルトニウム製造工場からは、閉鎖された今もなお大量の核廃棄物が土壌に溶け出し川に流れ込み魚を汚染している。
ロシアで50年以上前に起こった核施設の爆発事故現場近くの村では内部被爆による住民の健康被害が今も続く。取材班は丹念にそれぞれの地で汚染状況を計測し土壌サンプルを研究所に持ち帰り恐るべき結果を報告する。これを見れば福島の事態が数年単位で収束するなどありえないことが誰の目にも明らかであろう。
また映画は、福島の汚染水処理などでその名を知られる世界最大の原子力企業アレバ社の核燃料サイクルの実態にも切り込む。使用済み核燃料から回収される大量のウランの行き先を追う取材班が行き着いた先はシベリアの奥深く、地図に載っていない秘密都市セヴェルスク。外国人の立ち入りを禁じられたそのエリアで、驚くべき実態が明らかに・・・。