2013年2月27日 仕事・生活 タグ: BS世界のドキュメンタリー, インターネット, サイバー戦争
アノニマス ~“ハッカー”たちの生態~/BS世界のドキュメンタリー
2013年2月26日に放送された、BS世界のドキュメンタリー「アノニマス ~“ハッカー”たちの生態~」を紹介します。
(所要時間:約49分)
動画の内容
「アノニマス(名無しさん)」は、いわゆるネットオタクがインターネットで匿名のコメントを残す場合に使われる言葉だ。
ネット愛好者の一部の者はハッキング技術を持ち、集団で企業や特定の個人に対する悪質なサイバー攻撃を行うことから社会の敵と見なされることも多い。しかし同時に、彼らは情報隠蔽、検閲などの抑圧に反発し、ある意味で民主主義を貫こうとする一面も持っている。
当初は個人的な趣味で共通の掲示板を使っていたオタクたちが、2005年頃には、ある宗教団体との対立をきっかけに、目的意識を持って行動する集団へと変わっていく。
サイバー空間を離れ、外で集会を行う彼らは、匿名性を保つために仮面を被り、「アノニマス」と名乗ったのだ。
アノニマスは、表現の自由とあらゆる抑圧からの解放を求めてさまざまな活動を始め、最近では「アラブの春」や反格差運動などにも関わっている。
アノニマス軍団はサイバーアクティビストなのか、それともテロリストなのか?
「アラブの春」や反格差運動「ウォール街を占拠せよ」で重要な役割を果たすようになるまでの歴史が、覆面の現役アノニマス、元アノニマス、サイバーカルチャーの専門家たちによるインタビューで明かされていく。
LAダウンタウン映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞 受賞作品。
原題:We Are Legion:A Story of Hackitivists
制作:Luminant Media (アメリカ 2012年)引用元:BS世界のドキュメンタリー