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無料電子書籍化サービス“Google Books(グーグル・ブックス)”の真の目的とは?/BS世界のドキュメンタリー

2013年9月24日に放送された、BS世界のドキュメンタリー「“電子図書館”の波紋 ~グーグル・ブックス構想をめぐって~」を紹介します。

(所要時間:約49分)

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動画の内容
Google and the World Brain

2002年、グーグルは独自のスキャンシステムを開発し、世界規模の無料電子書籍化サービス“グーグル・ブックス”を開始。通常の電子化は高額なため、ハーバードやスタンフォード大学を含む多くの図書館が利用した。

しかし、この無料サービスには裏があった。

契約上グーグルはスキャンしたデータを自由に利用できるため、図書館では無料で借りられる本を電子書籍として販売することができる。しかも、グーグルが手に入れた1000万冊データの6割は著作権が有効な書籍だった。

危機感を持ったアメリカの作家協会と出版社協会は訴訟を起こし、2008年にはグーグル側が125万ドル(※約1億2500万円)を支払うという合意に達するが、その詳細がさらなる波紋を呼ぶ。

この合意によってグーグルが電子書籍販売の世界最大手となり、著作権がない書籍を独占的に販売できるため、膨大な利益が流れ込むと予想されたのだ。

これに対し、著者の合意を得て書籍の電子化を行っていたアマゾン、マイクロソフトのほか、ドイツ、フランスの政府が反対を表明。米司法省も独占禁止法違反の調査を開始した。

書籍の大規模な電子化を進める巨大企業グーグルの真の目的に迫る。

原題:Google and the World Brain
制作:PolerStarFilms / BLTV (スペイン 2012年)

引用元:BS世界のドキュメンタリー

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