2013年10月19日 歴史・人物 タグ: BS世界のドキュメンタリー, アメリカ
アメリカ大統領の作り方/BS世界のドキュメンタリー
2013年6月10日に放送された、BS世界のドキュメンタリー「アメリカ大統領の作り方」を紹介します。
(所要時間:約49分)
動画の内容
アメリカの大統領とは、国民が望むアメリカを体現する人物である。
大統領にとって最も重要なのは政策でも演説でもなく、公私においてアメリカン・ドリームの象徴であり、その栄光を常に自分の身体で表現することだとする。
番組は、ニュース映像や大統領選のCMから大統領のパブリックイメージが体現した「アメリカ」を分析する。
たとえば日焼けした顔に白い歯が印象的なジョン・F・ケネディは、希望に満ちあふれる若きアメリカのリーダー。
レーガンはカウボーイを全面に押し出して大統領選に勝った。
ヒーローが時として見せる「男の涙」は非常に有効であり、それを活用したのがビル・クリントンだった。
政治的な力を失うと、身体からもオーラが消えてしまう。神経質で自信がなかったニクソン大統領はヒーローを演じることなくウォーターゲート事件で失脚。
正直者のジミー・カーターは強くあるべきアメリカの危機を認めてしまったために人気を失った。
第26代セオドア・ルーズベルトから二期目を務めるバラク・オバマまで、歴代の大統領がどうやって自分を演出してきたのか、そして政治生命を終える時、そのイメージがどう変わっていったかを、分かりやすく、ユーモアたっぷりに見せていく。
原題:A President for America: A User’s Guide
制作:Zadig Productions / ArteFrance (フランス 2012年)引用元:BS世界のドキュメンタリー