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世界遺産 熊野の森を守れ ~南方熊楠(みなかたくまぐす)・日本初の自然保護運動~/その時歴史が動いた

2004年7月21日に放送された、NHK・その時歴史が動いた「世界遺産 熊野の森を守れ ~南方熊楠・日本初の自然保護運動~」を紹介します。

(所要時間:約43分)

動画の内容
熊野の森を守れ 博物学者・南方熊楠(みなかたくまぐす)

今月(※放送は2004年7月21日)、日本に新しい世界遺産が誕生しました。紀伊山地の霊場(れいじょう)と参詣道(さんけいみち)です。古くからの、自然と一体となった信仰の形が評価されました。弘法大師 空海が啓いた高野山。山岳修験道の霊場・吉野。那智の滝と、原生林。そして平安時代からの古道が残る、熊野です。

しかし今から100年前、この熊野の森を絶滅の危機が襲いました。神木として守られてきた古木が、次々に伐採されていったのです。切り倒された神木は、建築資材・燃料として売り払われていきました。

この時、「熊野の森を守れ」と立ち上がった男がいました。博物学者の南方熊楠(みなかたくまぐす)です。「森の破壊は自然を奪うだけでなく、人間の営みを根こそぎ破壊する。」熊楠(くまぐす)は、100年も前にエコロジーの考え方を示し、伐採に反対したのです。

しかし、新益の「森の伐採」で利権を得ようとする行政や業者は、熊楠(くまぐす)に激しい弾圧を加えました。そしてついに、伐採の動きは、那智の原生林、そして熊野古道の樹齢800年の森にまで迫ります。この時、熊楠(くまぐす)は、全国の森と郷土を愛する人々に呼びかけ、森林伐採に突き進む国策を覆すための戦いに立ち上がります。

その時歴史が動いた、今日は、世界遺産・熊野の森を守った、南方熊楠(みなかたくまぐす)の挑戦に迫ります。

引用元:その時歴史が動いた

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