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我が会社に「非」あり ~水俣病・内部告発に挑んだ医師の闘い~/NHK・その時歴史が動いた

2009年1月28日に放送された、NHK・その時歴史が動いた「我が会社に「非」あり ~水俣病・内部告発に挑んだ医師の闘い~」を紹介します。

(所要時間:約43分)

動画の内容
細川一(ほそかわはじめ)

手足の感覚が無くなり、身体が震え、話すこと 見ることさえも出来なくなる。重症になると死に至る病、水俣病です。原因は、化学工場が海に垂れ流していた工場排水に含まれる、毒性の強い物質、有機水銀でした。この事実を、企業の側にいながら明らかにしようと苦しんだ、ひとりの医師がいます。

企業の付属病院の院長、細川一(ほそかわはじめ) 水俣病を発見した細川は、未曾有の病の原因を探るため、現地調査に乗り出します。「私には、会社に忠実である前に、医者としての天命がある」詳細な調査と実験を繰り返し、細川はついに、病気の原因がみずからの会社にあることを突き止めます。

会社の幹部に報告した細川。しかし、この事実が公表されることはありませんでした。会社は隠蔽に走ります。十分な機能を持たない、排水浄化装置。そして、患者たちに結ばせた、責任回避の契約。水俣病の真相は覆い隠されようとしていました。この状況を目にしていながら、細川もまた、事実を公表する機会を失っていきます。

やがて、日本中に公害問題が起こり、企業の責任を問う裁判が行われていく中、細川に証言する機会が訪れます。その時、病に冒されていた細川は、最後の力を振り絞り、真実を伝えます。

その時歴史が動いた、今日は「企業の論理」と「医者としての使命」、そのはざまに立たされた一人の男の苦悩に迫ります。

引用元:その時歴史が動いた

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