2015年1月19日 歴史・人物 タグ: 日本人は何をめざしてきたのか, 水俣病, 石牟礼道子(いしむれみちこ)
日本人は何をめざしてきたのか <知の巨人たち> 第6回 「近代とは何か 魂の行方 ~作家・石牟礼道子~」/NHK・戦後史証言プロジェクト
2015年1月17日に放送された、NHK・戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか <知の巨人たち> 第6回 「近代とは何か 魂の行方 ~作家・石牟礼道子~」を紹介します。
(所要時間:約1時間30分)
動画の内容
作家・石牟礼道子、87歳。『苦海浄土』で水俣病を文明の病として描き、日本の近代を問うてきた。その原点は、水俣の美しい自然と人々に囲まれた幼時の記憶だ。
代用教員だった戦時中、兄を沖縄戦で亡くし、終戦で180度変わった教育を体験。「戦災孤児」を題材に、昭和21年最初の短編を書く。
その後、筑豊を拠点にした「サークル村」に参加し、詩人・谷川雁や作家・上野英信、森崎和江らと交流。
さらに「女性史学」を提唱した高群逸枝に大きな影響を受けた石牟礼は、主婦として、近代以前から続く市井の人々の暮らしを描き続けてきた。
「不知火海総合学術調査団」で行動をともにした歴史学者の色川大吉さんや、「水俣病研究会」に参加した法学者・富樫貞雄さん、漁師・緒方正人さん、そして息子の石牟礼道生さん、さまざまな関係者の証言と、膨大な創作資料から、石牟礼道子の知の軌跡を描いていく。
引用元:日本人は何をめざしてきたのか
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