2013年10月28日 歴史・人物 タグ: 原発問題, 報道ステーション
黒澤明 死して15年 直筆ノートにあった“反核兵器・反原発のメッセージ”/報道ステーション
2013年9月20日に放送された、報道ステーション「黒澤明 死して15年 直筆ノートにあった“メッセージ”」を紹介します。
(所要時間:約3分)
動画内より抜粋
人間は間違いばかり起しているのに、
これだけは絶対間違いは起さないなんて
どうして云えるだろう。
それも、もし間違ったらおしまいだと云うのに、
どうしてそんな事が云えるんだろう。高い木に登って、自分のまたがってる木の枝を
一生懸命切っている阿呆に似ているね。猿は火を使わない。
火は自分達の手に負えない事を知ってるからだ。
ところが、人間は核を使い出した。
それが、自分達の手に負えないとは考えないらしい。
火山の爆発が手に負えないのわかっているのに
原子力発電所の爆発ならなんとかなると思ってるのは
どうかと思うね。「原発は安全だ」
「危険なのは操作のミスで、原発そのものに危険はない」
「絶対ミスは犯さないから問題はない」ってぬかした奴等許せない。原子力発電が安全だなんて云っていた奴等は、
今、どうしてやがるんだろう。
そいつ等の顔が見たいね、全く!※ 黒澤明監督の直筆ノート (1985~86年) より
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