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日本人は何をめざしてきたのか 第7回 「青森県・下北半島 浜は核燃に揺れた」/NHK・戦後史証言プロジェクト

2014年1月18日に放送された、NHK・戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 第7回「下北半島 浜は核燃に揺れた」を紹介します。

(所要時間:約1時間30分)

動画の内容
やさしい人々の集まりだったんですね

かつて青森県・下北半島は貧困のどん底に喘いでいた。

辛酸を嘗めた戦後開拓。冷害。希望を託したビート栽培も自由化で頓挫した。沿岸漁業も規模が零細で、中学生が夜はイカ漁に出るしかない状態だった。60年代の「むつ製鉄」、70年代の「むつ小川原開発」と工場誘致も相次いで失敗。

1960年代半ばの高校進学率は20%で、若者たちの多くは集団就職で村を離れていった。

そうした暮らしが変わり始めたのは、1980年代の核燃料サイクル基地の六ヶ所村への誘致だった。村を二分した激しい対立が繰り返されたが、結果として、原子力マネーは村を変えた。

いま六ヶ所村は全国でも数少ない地方交付税の未交付団体。若者たちは、希望すれば地元で働くことができるようになった。後に続けと、東通村は原発、むつ市は使用済み核燃料の中間貯蔵施設、大間町はフルMOX原発建設へと舵をとった。

下北半島はいまや有数の原子力産業集積地になったのである。

全国でも類を見ないほどの大きな変貌を遂げた下北半島、その戦後史を関係者の証言から綴る。

引用元:日本人は何をめざしてきたのか

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